頭皮のニオイ、原因と対処
みなさんは頭皮の臭いって、気になりますか?
たまにではありますが、お客様から聞かれることがあります。
頭の匂いが気になるんですけどどうしてですかね・・?
やっぱりシャンプーが悪いのかな・・?
頭皮の臭いの原因は、頭皮から分泌された皮脂の酸化です。
頭皮から分泌された皮は、料理油と同じように空気中の酸素と結合し、独特のニオイを発生します。
その為、頭皮の皮脂の分泌量が多い人ほど、臭いやすい傾向があります。
頭皮の毛穴の中には、皮脂を出す”皮脂腺が多く存在します。
その数はTゾーンの約2倍とも言われています。
皮脂の分泌には男性ホルモンが関係していますので、
男性の方が女性よりも、皮脂の分泌が多い体質だと言われています。
では、シャンプーで皮脂を根こそぎ綺麗に洗い流し続ければ良いのかというと、、
そうではありません。
皮脂は、頭皮や毛髪を健康に保つためには必要なものです。
髪に光沢を与える
外部の刺激から保護する
潤いを与え保湿する
化膿菌や白癬菌を殺菌する
皮脂には、このような必要性があります。
皮脂はニオイの原因となりますが、頭皮や髪の健康を守るためには必要なのです。
なのでシャンプーで皮脂を過剰に落としてしまうべきではありません。
むしろ逆に頭皮の臭いが悪化してしまう可能性もあります。
あぶらとり紙などで、お顔の油分を必要以上に取ってしまうのも、同じ理屈です。
頭皮は「失った油分を取り戻そう!」と皮脂分泌を過剰に活発化させるので、
ニオイの元となる皮脂が大量に分泌され、臭ってくる悪循環となってしまいます。
この悪循環にならない為には、適度に落とすことが大切です。
何事も、バランスが大切というわけですね。
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