湿度のある日の湿気対策
髪の毛は、水分を吸収しやすい髪と吸収しにくい髪とがあります。
このうち、水分を吸収しやすい髪質のほうが、雨の日などの湿気の高い日になると影響を大きく受けるため、髪の毛が広がったりうねったりしやすいです。
特に、くせ毛や猫っ毛の方の多くが、湿気のある時にお悩みの方が多いですね。
では、どうして湿気を吸収しやすくなるのでしょう?
外的要因による髪へのダメージも、湿気で髪がまとまらなくなる原因となります。
●カラーやパーマによるダメージ
●アイロンやコテなどによる熱ダメージ
●日光による紫外線ダメージ
このようなダメージが蓄積すると、髪の表面を覆っているキューティクルが傷付き、髪が水分を吸収しやすくなってしまいます。その結果水分を吸いやすく、さまざまな悩みを引き起こすのです。
アイロン、コテ、紫外線などは意識すれば、ある程度回避することができると思いますが、カラーやパーマなどは、美容師さんの技量、技術に委ねる部分が大きいと思います。
アイロンやコテをどうしても使う場合は、髪を熱から守るヘアオイルなどを使用しましょう。
紫外線も、外に出るときは日傘をさす、髪をまとめておく、などでできるだけ直接当たらない工夫をお願いいたします。
因みに当店の「髪と頭皮にダメージを残さない」シリーズのメニューでは、いったんはがれてしまうキューティクルを、しっかりと収斂させる中和という技術をしていますので、乾燥を防ぐ、水分吸収を防ぐ、退色防止、などの効果を持たせています。
髪質別の湿気対策を考えてみましょう
<ぺたんこ髪>
髪にハリコシがなかったり、髪が細かったりすると、ぺたんとなってしまいがちです。
乾かす時はドライヤーを内側からあてて、毛流に逆らうように手櫛を入れながら乾かし髪をふんわりとさせましょう。また、ペタンコ髪はオイルなどの重みのあるものを使うとさらにぺったりとしてしまうので、ワックス系のスタイリング剤がお勧めです。付けすぎには注意してくださいね
<くせ毛>
くせ毛は、元々乾燥していることが多く、湿気を吸収しやすいため、湿気の多い日は広がりやすい髪質。ドライ時は、乾かしすぎに十分注意し、最後は冷風で表面をさっとクーリングして乾かすと、まとまりが持続しやすくなります。
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